ミンガラーバー!!(ミャンマー語でこんにちはという意味です。)
ミャンマーでインターンしているうしろです。(@UshiroUshiroU)
ミャンマー でインターンをしている最中なんですが、少し前に体調を崩して病院に行きました。
日本人がいる病院や、信頼できる病院の情報が全く無かったため、めちゃくちゃ不安だったのがすごく印象に残っています。
語学留学や旅行中のために、発展途上国に1人で滞在しているのに、体調を崩してしまったら不安になりますよね。
実際に崩していなくても病気などを心配される方は多いと思います。
今回はそういった方や僕のような人のために、僕自身の実体験からミャンマーで、病気になってしまったときの対処方法を紹介していきます。
ミャンマーで病気になったら??
ミャンマー(東南アジア等)で下痢が続く症状や、熱がある気がすると感じたら、なるべく早めに病院に行きましょう。
僕の先輩の話によると、先輩の友人は東南アジアを旅行中に感染症にかかって熱が出た後、大丈夫だろうと放置したら、その症状が急激に悪化しお亡くなりになられたそうです。
海外に滞在していると、気候や食事の違い、滞在中のストレスなどが原因で体調を崩してしまったり、病気にかかることも十分考えられます。
しかしながら、現地のお医者さんに自分の症状を英語で伝えるのは不安が残りますよね。
また僕のように、どこの病院に行けばいいかもわからないことがあると思います。
そんなときに頼りになるのが、日本人医師の存在だったり、日本人スタッフのサポートが受けられるジャパニーズメディカルデスク。
(ジャパニーズメディカルデスクとは、病院に併設されているで日本人向けのサポート窓口です。
電話での診察予約や医師との通訳、保険の手続きなどのフォローをしてくれるので、英語ができなくても安心です!)
日本人医師が在中もしくは、日本語が通じるミャンマーの病院ってどこ?
ミャンマー にある日本人のいる、もしくは日本語対応可能なオススメの病院は、下記の3箇所です。
Victoria Hospital(ヴィクトリアホスピスタル内のLeo Medicare)
ヴィクトリアホテル内にあるレオクリニックに日本人医師が在籍しています。
住所 | UAB Bank ATM (Vitoria Hospital), No.68 , Taw Win Street , 9 Miles, Yangon |
電話番号 |
(+951) 651238(+959) 49585955(日本人スタッフ対応) 01 966 6141 総合窓口 |
受付時間 |
月~土曜日:午前9時から午後5時半まで 医師の学会等にて不定期の不在期間あり |
地図 | こちらへ |
ヴィクトリアホスピタルを知らなかったり、違う場所に連れて行かれないように念のため道の名前も言っておきましょう。タクシーのドライバーに「ヴィクトリアホスピタル(道の名前は、トーウィンラン、ミンダマラン、ピイーラン)」と伝えてください。
また、ヴィクトリアホスピタルには、カフェや売店に豊富なスナックや飲み物、日用品などが揃っているので、病院内で大体の細々した日用品は揃えることができます。
病院の表口から入って左に曲がると右手に見えるのがLEO Medicareです。
大雄会病院が運営に携わっているここLEO Medicareは、検査診断器具も高度なものを取り揃えていて、日本人医師と看護師が在籍しています。
日本人医師の伊藤 哲先生は僕の目をしっかり見て、丁寧に話しをされる方です。
僕は症状や診断について疑問に思ったことを多々質問したのですが、嫌な顔1つせず受け答えして頂きました。
看護師である山田さんは、慣れた所作で採血も楽にこなし、患者である僕に対しよく配慮をして頂きました。
また、安心感のある話し方だったため落ち着いて検査を受けることができ良かったです。
熱が高かったので別室で横にならせてもらいました。
もし僕がまたミャンマー で体調が悪くなったら、このLEO Medicare に行きたいと思います。
International SOS Clinic

世界90カ国にネットワークをもち、海外搬送の経験は豊富にあるインターナショナルSOSクリニックです。
タクシーのドライバーには「インヤーレイクホテル(道の名前は、ウーチェンナインエインラン)」と伝えてください。
インヤーレイクホテルの正面につくと、奥のほうにインターナショナルSOSクリニックが見えてきます。

住所 | International SOS Clinic, MMR013042,, Yangon MMR013042 |
電話番号 | 01 657 922 , 09420114536 総合受付(英語) |
受付時間 | 24時間 |
地図 | こちらへ |
日本人医師は在中しているわけではないので、事前に電話する必要がありますが、日中なら日本人医師がいらっしゃる可能性が高いです。
ここではヤンゴン在住の外国人や、現地の人にも救急サービスを提供しています。
最大の特徴としては、信頼できる病院なのに24時間対応365日救急サービスや予防摂取を行なっています。
日本人がいない場合、窓口では英語が必要なので、英語が全く話せなければ難しいかもしれません。
まずは電話口で確認してみましょう。
僕の場合は、夜6時半ごろに日本人のお医者さんがいないと言われたので、仕方なく予約を取って、英語で頑張って症状を伝えました。笑
今回、インターナショナルSOSクリニックで対応して頂いたのは外国人医師だったのですが、とても話しを親身に聞いてくれる方でした。
英単語がわからないときはGoogle翻訳で病名や疑われる症状等を説明して頂きました。
最後に、抗生剤と整腸剤、ポカリスエットを頂きました。

なおこちらはキャッシュレスメディカルサービスにも対応済みの病院です。
Bumrungrad Clinic(バムルンラードクリニックヤンゴン)
こちらのバムルンラードクリニックヤンゴンには医療通訳が常駐しています。
診察予約から診察、そして支払いまで日本語サポートを行ってくれます。
設備も最新のもとを取り揃えていますので、安心して診察をすることができますね。
住所 | Bumrungrad Clinic Office, Yangon |
電話番号 |
09 451320490(日本人スタッフ対応) 01 230 2420 英語 |
受付時間 |
月~金:午前7時から午後4時まで 土:午前7時から午後12時まで |
地図 | こちらへ |
また、日本在住歴8年した経験のあるミャンマー 人スタッフや、看護師の有資格者であるとともに日本語が堪能で優秀なミャンマー 人スタッフによるサポートがあります。
ジャパニーズメリカルデスクの最大の特徴が24時間の電話サポートです。
深夜や時間外などの緊急時でも、上記の電話番号に連絡して大丈夫なので安心ですね。
急を用する場合、病院に行く前に連絡をすれば救急車の手配も行ってくれるので、もしもの時のためにメディカルデスクの電話番号は控えておきましょう。
ジャパニーズメディカルデスクの利用方法
Bumrungrad Clinicにいきたい、もしくは日本語通訳をつけて欲しい!そんなときは、ジャパニーズメディカルデスクに直接連絡しましょう。
ジャパニーズメディカルデスクを利用して病院で診察を受けるまでの流れは、大まかに以下の5つのステップです。
1 ジャパニーズメディカルデスクへ連絡
2 病院を予約
3 持ち物を確認
4 タクシーで病院へ
5 受付を済せて診察
詳しく見ていきましょう!
1.ジャパニーズメディカルデスクへ連絡
+95-(0) 9-4513-20490 (JMD専用ライン)に連絡を入れると、日本語の話せるスタッフが対応してくれます。
2.電話での診察予約
予約なしでも受診できますが、混雑を避けるためにも電話で受診予約するのがオススメです。
ジャパニーズヘルプデスクの日本人スタッフへの直通電話に連絡して予約を取りましょう。
電話予約の際には、具体的な症状や海外旅行保険の有無などを伝えます。
診察中の日本語通訳が必要な場合は、電話予約の時点で相談しておくとベターです。
3.持ち物を確認
病院に向かう前に持ち物を確認しましょう。
ジャパニーズメディカルデスクのキャッシュレスサービスなどを受けるためには、下記の持ち物が必要になります。
海外旅行保険を利用する方
* パスポート
* 保険証券コピー
クレジットカードの付帯保険を利用する方
* クレジットカード
* パスポート
必要な持ち物は事前に確認しておきましょう。
4.タクシーで病院へ
電話で予約ができたら、タクシーで病院に向かいます。
タクシーでの行き方は、それぞれ先述したとおりになります。
タクシー代も保険適用される場合がほとんどなので、グラブ(配車アプリ)などを使ってレシートを残しておきましょう。
5.受付を済ませて診察
到着したら、保険の申請書類などの必要書類の記入を済ませます。
日本の住所やミャンマー での滞在先を記入する必要があるので、住所を写真に残しておくと便利です。
必要書類の記入が終わったら、診察を受けます。
ジャパニーズメディカルデスクのスタッフが同席し翻訳をしてくれます。
薬の名前や服用方法などについても細かく母国語で教えてもらえるので安心できますね。
診察終了時に、ジャパニーズメディカルデスクのスタッフが保険を代行申請してくれるので何もせずに帰宅するだけで終了です。
海外旅行保険の種類と注意点
ジャパニーズメディカルデスクが対応している海外旅行保険に加入していれば、キャッシュレスで医療サービスを受けられます。
診察から薬代、入院費用まで全て無料になります。
手続きも全て代行してもらえて、支払いの心配もなくスムーズに治療を受けることが可能です。
ジャパニーズメディカルデスクが対応している海外旅行保険
- 三井住友海上火災保険株式会社
- AIU損害保険株式会社
- エイチ・エス(HS)損害保険株式会社
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 朝日火災海上保険株式会社
- ジェイアイ損害火災保険株式会社
- 富士火災海上保険株式会社
大手保険会社の保険はほとんどキャッシュレスサービスに対応しているようですが、東京海上日動海外旅行保険は一部キャッシュレス対応ができない場合があります。
外国人は現地の健康保険が適応されないため、海外旅行保険に加入していない場合は治療費が全額自己負担となってしまいます。
日本水準の治療を受けようとすると支払い金額が高額になってしまう場合もありますので、観光や留学、駐在などでミャンマーに行く場合は海外旅行保険に加入するのがオススメです。
クレジットカードの海外旅行保険情報
クレジットカードの付帯保険でもキャッシュレスで医療サービスを受けることが可能ですが、カード会社によってはキャッシュレスサービスに対応していない場合もあります。
事前に直接カード会社に問い合わせておくとをおすすめします。
また、クレジットカードの海外旅行保険には保険が自動で付いてくる自動付帯保険と、利用条件を満たした場合のみ保険が使える利用付帯保険があります。
自動付帯: クレジットカードが有効な状態で、日本を出国してから90日以内に海外傷害保険の利用は可能です。
利用付帯: 該当のクレジットカードで航空券を購入した場合にのみ海外傷害保険の利用が可能になっています。
また、クレジットカードの種類によって補償される金額や適応範囲などが異なる点にも注意しておきましょう。
また、海外旅行保険が適応出来ないケースとして
- 保険契約開始日以前に発生したとみられる病気及び怪我
- 事故の発生日、もしくら初診日から180日以上経っている病気や怪我
- 歯科に関連する処置
- 予防接種、健康診断など治療行為以外の診察
- 妊娠、出産やそれらに起因する症状
※ここに記載してあるもの以外でも保険適用外となる場合もあります、直接会社にお問い合わせしてください。引用元はこちらへ
まとめ
以前、中国に旅行に行ったとき友人10数人でご飯を食べました。
しかしその後、友人はみんなお腹を壊しました。
そんななか僕だけ腹痛がなかったという伝説を残した男なのにもかかわらず、ミャンマーでは2週間続く腹下し。。
やはり体調が悪くなるときは誰でもあります。
僕のような普段元気な人ほど、いきなり体調を崩したときに焦らないよう病院の名前くらいは抑えておきましょう。
それでは今回はミャンマー の日本語対応が可能なオススメの病院を紹介させていただきました。
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